datatable {DT} を利用して表を出力する際に一部の列の垂直方向の配置を指定する方法です。
始めにサンプルとする表を作成します。
library(dplyr)
library(DT)
<- datatable(iris[, 1:2] %>% head(3), options = list(dom = "t", ordering = F))) (sampledt
続いて行の高さを formatStyle {DT} を利用して変更します。
なお、本サンプルでは引数 columns を 0 としていますが、行の高さの変更の場合、列数が5列の本サンプルでは 0 から 5 までの整数の範囲であれば 0 でなくても結果は同じです。また、本サンプルでは指定していませんが引数 target も row または cell いずれでも結果(行の高さの変更)に変わりはありません。
<- sampledt %>% formatStyle(columns = 0, lineHeight = "60px")) (sampledt
それでは1列目(Sepal.Length)の vertical-align を top にします。変更されたことを強調するために色と太さも変更します。
%>% formatStyle(columns = 1, `vertical-align` = "top", color = "red", fontWeight = "bold") sampledt
続いて同じ列の vertical-align を bottom にします。
%>% formatStyle(columns = 1, `vertical-align` = "bottom", color = "red", fontWeight = "bold") sampledt
以上です。