leaflet {leaflet} を利用して出力した地図をモノクロ表示にする方法です。
始めにパッケージのバージョンを確認します。
library(leaflet)
packageVersion("leaflet")
[1] '2.2.2'
続いて、参考としてスプリング8 http://www.spring8.or.jp/ja/about_us/whats_sp8/ の位置を中心とした地図をデフォルトで表示します。
leaflet(width = "100%") %>%
addTiles() %>%
setView(lng = 134.43, lat = 34.95, zoom = 15)
デフォルトではカラー表示されます。
モノクロ出力にするために以下のスタイルを適用します。参考としましたページは https://github.com/PaulLeCam/react-leaflet/issues/143 です。
div#monochrome .leaflet-tile-pane {
-webkit-filter: grayscale(100%);
filter: grayscale(100%);
}
なお、本ページではカラー表示とモノクロ表示を1枚のページに一緒に出力しているため下記のコードでは elementId を指定していますが、出力する地図を全てモノクロ表示とするのであれば elementId も、上記スタイル中の div#monochrome も不要です。
leaflet(width = "100%", elementId = "monochrome") %>%
addTiles() %>%
setView(lng = 134.43, lat = 34.95, zoom = 15)
モノクロで表示されました。
以上です。